池袋スカイクリニック » インフルエンザ予防薬
現在、インフルエンザ治療薬として、 タミフル、イナビル、リレンザ、ゾフルーザ、ラピアクタなど、各種使用可能となっております。
みなさんも、薬剤名を聞いたことがあるかもしれません。
池袋スカイクリニックでは、主に、タミフル、イナビルをインフルエンザ予防薬として処方しています。
タミフル、イナビルは、インフルエンザ治療薬ではありますが、 非常に有効な予防薬でもあります。
本邦では、インフルエンザ予防には、 インフルエンザワクチンの予防接種が一般的です。
しかし、ワクチンだけでは完全に予防できるわけではありまえん。
感染した場合、やはり、抗インフルエンザ薬が必要です。
現在、流行中、または、今後流行するであろう、 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ、鳥インフルエンザ)の ワクチンの供給不足が予想されております。
また、ワクチンの予想が外れた場合、効果が期待できません。
新たにワクチンを製造するにも、時間がかかります。
マスクの着用や手洗い、うがいを行い、感染予防を行うことは、 非常に重要ですが、100%予防できるわけではございません。
インフルエンザ感染者と濃厚な接触をされた場合、 やはり、感染の危険性が生じます。
新型インフルエンザに対する、ワクチン以外、 何らかの対応策を考えなければなりません。
その一つの手段として、私たちは、タミフル、 イナビルの抗インフルエンザ薬を、ご提供致します。
まず、ご連絡ください。
タミフルもイナビル、リレンザも、市場での供給不足が予想されます。
池袋スカイクリニックでは、常時在庫を確保しておりますが、ただいま、多数のお問い合わせをいただいております。
お電話で、ご連絡いただき、ご予約をとることをお勧めします。
医師より、服用の注意事項をご説明した後、お薬の処方となります。
タミフル、イナビルのインフルエンザ感染予防服用は、 自由診療となります(保険適応外)。
そのため、保険証の提出は必要ございません。
以前、タミフル(最近ではジェネリックのオセルタミビル)の服用による”異常行動”が話題になりました。
小児例において、異常行動をきたす可能性があるため、処方が控えられていた時期もあります。
しかし、最近では、この異常行動は、タミフルが原因ではなく、インフルエンザ感染症自体が原因と考えられています。
添付文書上、注意喚起が残っていますが、この問題は、決着がついていると言えます。
参照:Assessment of neuropsychiatric adverse events in influenza patients treated with oseltamivir: a comprehensive review
Drug Saf . 2008;31(12):1097-114.
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新型インフルエンザとは、これまで人の間で広がったことがない、新しいタイプのインフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症です。
動物(特に鳥や豚)に存在していたウイルスが変異し、人から人へ感染する能力を持った場合に発生します。
新型インフルエンザは、過去に流行したウイルスとは異なる新しいタイプのインフルエンザです。重症化リスクもあり、世界的な流行(パンデミック)につながる可能性があるため、正しい知識と予防対策がとても大切です。
渡り鳥によってもたらされると考えられ、ニワトリやアヒルなどの家禽に感染すると考えられています。
毎年のように、養鶏業者が飼育するニワトリに感染し、何十万羽ものニワトリが殺処分になったとするニュースが流れています。
H5N1型やH7N9型などが人への感染で注目されました。
タイプとしてはA型インフルエンザになります。
豚の体内で、人・鳥・豚のウイルスが交雑(遺伝子の混ざり合い)しやすいため、豚はインフルエンザの「混合容器」と呼ばれています。
2009年の「H1N1新型インフルエンザ(豚由来)」が有名です。
新型インフルエンザについては、
→政府広報オンライン『新型インフルエンザ』
を、ご参考下さい。
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新型インフルエンザとは、人間の間でこれまで広がっていなかった新しいタイプのインフルエンザウイルスによる感染症です。過去にはH1N1型(2009年)などが該当します。免疫を持たない人が多いため、急速な流行が起こる可能性があります。
季節性インフルエンザは毎年流行する既知のウイルスで、多くの人が免疫を持っているため重症化リスクは比較的低い傾向にあります。一方、新型インフルエンザは多くの人に免疫がなく、重症化しやすく、パンデミック(世界的流行)を引き起こす可能性があります。
感染経路は主に飛沫感染と接触感染です。感染者の咳やくしゃみによってウイルスが空気中に飛び、これを吸い込むことで感染します。また、ドアノブや手すりなどに付着したウイルスが手から口や鼻を介して侵入することもあります。
発熱、咳、のどの痛み、筋肉痛、倦怠感、鼻水などが主な症状です。重症化すると肺炎や呼吸困難を起こすことがあり、高齢者や持病を持つ方、小児、妊婦では特に注意が必要です。
抗インフルエンザ薬(タミフル、リレンザ、ゾフルーザなど)が効果的な場合があります。発症から48時間以内の服用が推奨されますが、重症例ではそれ以降でも使用されます。対症療法も重要で、医師の指示に従った治療が必要です。
新型インフルエンザ用ワクチンは、ウイルスの型が特定されてから数ヶ月で開発されることがあります。2020年代以降はmRNAワクチンなどの技術により、迅速な製造が可能になっていますが、供給体制の整備も重要です。
ワクチンは感染そのものを完全に防ぐものではありませんが、感染した場合の重症化や入院のリスクを大きく低下させることができます。流行株と一致している場合には、より高い予防効果が期待されます。
季節性インフルエンザと同様、ウイルスは変異を繰り返すため、ワクチンも毎年見直されます。新型インフルエンザに対するワクチンが開発された場合も、最新の情報を元に接種を受けることが推奨されます。
基本的な感染対策が重要です:
・手洗い・うがいの徹底
・マスクの着用(特に混雑した場所)
・換気と人混みの回避
・体調不良時の外出自粛
また、予防接種を受けることで重症化を防ぐ効果が期待できます。
政府や自治体の公式情報に従って行動することが重要です。不要不急の外出を控え、医療機関の受診も事前連絡をするなど、医療機関への負担を避ける対応が求められます。食料や薬の備蓄も適切に準備しておきましょう。
以下のタイミングでの手洗いが推奨されます:
・外出から帰宅したとき
・食事や調理の前後
・トイレの後
・咳やくしゃみを手で押さえた後
石けんと流水で20秒以上洗うのが基本です。
鼻・口・あごをしっかり覆い、隙間のないように着用します。外側には触れず、外す際はひも部分を持って外し、使い捨てマスクは1回ごとに廃棄します。湿ったマスクは交換しましょう。
十分な睡眠とバランスの取れた食事、適度な運動により免疫力を保つことが重要です。室内は加湿・換気を心がけ、感染リスクの高い場所(密閉・密集・密接)を避けましょう。
免疫力が低下していることが多いため、ワクチン接種や周囲の感染対策が特に重要です。家庭内で感染者が出た場合、部屋の分離や共有部分の消毒、マスク着用を徹底しましょう。
医師の判断により、抗インフルエンザ薬を「予防投与」する場合があります。特に高リスク患者が濃厚接触した場合などに限られます。自己判断での服用は避けてください。
開院時間
月曜日〜土曜日:10〜20時(祝日を除く)
日曜・祝日:10〜16時
注:祝日であっても、日程により、20時まで開院している場合があります。
(詳しくは”お知らせ”を確認して下さい)
住所
〒171-0021
東京都豊島区西池袋1-14-3
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